留学費用を抑えて
実現する
カナダ高校留学
カナダの高校留学費用はエリアによって全然違う
高校留学をご検討中のお客様の中には、英語圏の中でニュージーランドの高校留学は費用が安く、カナダの高校留学は少し高めというイメージを持たれている方もいらっしゃいます。
もしあなたが「カナダの高校留学は高いイメージがある」「高校留学の費用をできる限り安く抑えたい」というイメージをお持ちの場合、是非、このまま読み進めてください。
1:留学先によって大きく異なる留学費用
カナダは日本の約27倍の国土があり、各州にたくさんの教育委員会(公立高校)があります。各教育委員会は高校留学プログラムを独自に運営しているため、高校留学の費用は「どの教育委員会へ高校留学するか」により大きく異なります。
驚かれるかもしれませんが、カナダの教育委員会(公立)には年間200万円台前半で高校留学を実現できるところもあれば、400万程度の費用が必要になるところもあります。この費用には申請料・授業料・滞在先手配料・ホームステイ料・食費・医療保険・後見人手配料・空港送迎・オリエンテーション費用含まれていますが、同じ公立の教育委員会でも選ぶ場所によって留学費用は大きく異なります。
2:留学費用が安いエリア
日本同様、カナダも都市部や周辺エリアに比べて田舎エリアの方が人件費・不動産価格・物価が低いため、留学費用も安くなる傾向があります。地方の街と比べて東京や大阪の物価や人件費が高くなるのと同じです。
つまり留学費用を出来る限り抑えたい方は、カナダの田舎方面にある州や教育委員会を中心に留学先を検討することで、ご予算やそれ以外の条件にあう高校を見つけやすくなります。
カナダ高校留学とニュージーランド高校留学の費用比較
以下は、一般的に高校留学の費用が安いといわれているニュージーランドの高校留学とFSS-Osakaのカナダ高校留学の費用の比較です。ニュージーランド高校留学の費用は、過去に留学先をカナダとニュージーランドで迷われていた複数のお客様にご提供いただいた他社様のお見積りですが、これを見るとカナダの高校留学が決して高くないことが分かります。
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ニュージーランド高校留学費用(初年度)
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ニュージーランド公立高校
280万円~400万円*入学金・授業料/10ヶ月
ホームステイ手配料・滞在費/10ヶ月
食費・空港送迎・制服・教材費含む -
*保険・後見人手配料は別途必要
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カナダ高校留学費用(初年度)
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カナダ公立高校
235万円~420万円*入学金・授業料/10ヶ月
ホームステイ手配料・滞在費/10ヶ月
食費・空港送迎・保険・後見人手配含む -
*医療保険含む(カナダの教育委員会が手配)
*教材は貸出のため購入不要
*制服なし(公立高校)
カナダ高校留学の費用が安い学区
カナダの高校留学の費用は教育委員会により大きく異なり、留学先を賢く選択することで200万円台前半(高校1年留学)に抑えることもできます。カナダの教育委員会はカナダ各州の州政府から正式に認可を受けた公立の学区になり、高校の手配だけでなくホームステイ/3食個室・医療保険・後見人・空港送迎などの手配までまとめて行ってくれるので安心です(一部の教育委員会はホームステイ手配+後見人手配を現地のホームステイ手配会社へ委託)。
また、世界中から留学生の受け入れを行っているカナダの高校では、留学生用の英語コース(ESL)も提供しており、そのコース費用も高校留学の費用に含まれています。以下は高校留学の費用を安く抑えることのできる各州の教育委員会の費用一覧になるのでご覧ください。
|高校留学の費用が安いカナダの教育委員会
教育委員会名 | ノバスコシア学区 | ペンビナトレイルズ学区 | レッドディア学区 | コモックスバレー学区 | ライムストーン学区 |
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州 | ノバスコシア州 | マニトバ州 | アルバータ州 | ブリティッシュコロンビア州 | オンタリオ州 |
入学申請料 | CAD475 | CAD250 | CAD300 | CAD350 | CAD250 |
授業料 | CAD10,000 | CAD12,000 | CAD12,460 | CAD14,700 | CAD13,700 |
滞在先手配料 | CAD0 | CAD0 | CAD600 | CAD400 | CAD400 |
ホームステイ (3食/個室) |
CA10,000 | CAD9,000 | CAD11,550 | CAD11,000 | CAD10,750 |
医療保険 | CAD800 | CAD500 | CAD625 | CAD1,100 | CAD550 |
後見人手配 | CAD0 | CAD0 | CAD0 | CAD0 | CAD1,850 |
アクティビティ | 現地申込み | 現地申込み | CAD600 | CAD300 | |
オリエンテーション | CAD200 | CAD0 | CAD0 | CAD0 | |
定期券 | 現地購入 | 現地購入 | CAD750 | 現地購入 | |
空港送迎 | CAD0 | CAD0 | CAD0 | CAD0 | |
留学費用合計 | CAD21,475 | CAD21,750 | CAD26,885 | CAD27,850 | CAD27,500 |
*上記はカナダ教育委員会の2025年~2026年度の正規費用になります。
*アクティビティ費用が含まれる学区であっても、別途、現地でお申込み・お支払いが必要になるアクティビティが提供される場合がございます(参加自由)。
|教育委員会の留学費用以外に必要な出費
航空券/片道 | 10万円~20万円*渡航時期・渡航先・航空会社による |
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お小遣い/月 | 1万円~1.5万円 |
携帯料金/月 | 4千円~6千円 |
交通費/月 | 7千円~8千円 |
留学エージェントのサポート料 |
留学エージェントにより大きく異なる。 ※FSS-Osakaのサポート料 :1セメスター留学=165,000円 :1年留学=264,000円 :高校卒業留学=462,000円 |
カナダ高校留学の費用を抑えるポイント
留学エージェントのサポート費用を考える
カナダ高校留学の費用を出来る限り節約するうえで、忘れてはならないのが留学エージェントのサポート費用です。頑張って予算にあう留学先を見つけても留学エージェントのサポート費用が高額であれば、留学費用の総額はあがってしまいます。
留学業界の傾向を見る限り、1年間の高校留学のサポート費用の相場は20万円台~30万円台です。一方で留学エージェントによっては60万円以上のサポート費用がかかる会社があるのも事実です。これは多くの広告費・人件費・事務所の賃料がかかる大手留学会社にみられる傾向です。料金に大きな差があると「高いほうが安心なのでは?」と考える方もいると思いますが、実際のところサポートの内容に大きな違いはありません。
親切な留学エージェントであればホームページに留学サポート費用やサポート内容の詳細をすべて記載しているので必ずチェックしてください。高校留学は多くの知識と経験を要する専門分野なので、費用だけでなく、実績や高校留学の提携校数もチェックしてください。
理想としてはカナダ留学を専門的に取り扱い、なおかつ、高校留学の実績が豊富なエージェントで留学費用がリーズナブルなエージェントを見つけられると良いです。また、留学エージェント選びの失敗を防ぐためにも、できれば2社程度の留学エージェントに相談し対応や見積りの確認を行いましょう。
最初に相談した留学エージェントが対応も良く、料金やサポート内容にも納得がいく場合は別ですが、留学エージェント選びの失敗=お子様の高校留学の失敗に直結する場合があるのも事実です。リーズナブルな費用でカナダの高校留学を実現しつつ、安心できる留学エージェントに巡り合うための方法として覚えておきましょう。
過去の事例
元々、他社エージェント様を利用されていた卒業留学のお客様。留学サポートが想像していたものと違うということで、2年目からは弊社でサポートをさせていただくことになりました。最初に利用されていた留学エージェントのサポート費用をお伺いしたところ、弊社のサポート費用よりかなり高額であることが判明。
最終的にそのお客様のお子様が卒業するまでに50万円ほどの留学サポート費用をご節約いただくことができ、カナダの高校も無事に卒業されました。
高校留学中の保険を考える
世界中から留学生が学びに来るカナダでは、安心して留学生活を送ることができるよう留学先の教育機関がお子様の医療保険を手配するルールになっています。
親元を離れカナダに留学に来る未成年のために用意されている医療保険のため、高校留学中の怪我や病気の診察・治療や必要な場合の入院などがしっかりと補償されていて安心です(虫歯の治療や持病・発症済みの怪我/病気の治療は対象外)。医療保険の費用は留学先により異なりますが、おおよそCAD1000前後/年になりリーズナブルです。
一方、カナダの教育機関が手配してくれる医療保険の他に日本の保険会社が提供する海外留学保険というものがあります。海外留学保険の場合、医療補償の他に以下の補償やサービスもついいるためカナダの教育機関が手配する医療保険より安心度は高いです。
:死亡補償
:傷害補償(他人をケガさせてしまった場合)
:物損補償(滞在先のものを破損した場合)
:携行品盗難補償(スマホやノートパソコンが盗まれた場合)
:24時間日本語対応サービス
:キャッシュレスサービス
ただ、保険料が年間20万円以上になるため留学費用の合計金額は増えてしまいます。保険については各家庭で考え方が異なりますし、安心と節約のどちらを優先すべきか断定することはできませんが、FSS-Osakaのお客様の6割程度はカナダの教育機関が手配する医療保険だけで高校留学をされています。
*カナダの高校卒業留学で入学前に語学学校に通う場合、同期間分の保険は必要です。
お見積りの為替レートを確認する
はじめて留学エージェントを利用するお客様にとって盲点になるのが、お見積りに使用されている「為替レート」です。実は、その日の為替レートとお見積りに使用されている為替レートがいくらになっているかを確認するだけで数万円~十数万円の費用を節約できることがあります。留学エージェントがお見積りを作成する際、その日の為替レート+数円を上乗せしたレートを使用しますが、留学エージェントも為替の変動で損失を出してはいけないのでこれ自体は悪いことではありません。ただ、その日の為替にいくら上乗せされているかをチェックしておかないと、知らないうちに無駄な払い過ぎが発生します。
例えばお子様の留学先教育委員会の費用がCAD30,000の場合、たった1円高い為替レートが使用されているだけでCAD300(約3万円)の払い過ぎが発生していることになります。私立高校の場合は留学費用がもっと高額になるため払い過ぎ額もそれに比例して大きくなりますし、3年間の高校卒業留学の場合は「払い過ぎ額×3年分」になり、下手をするとカナダへの片道航空券の費用くらいはまかなえる額になります。お見積りに使用されている為替レートとその日の為替レートを確認し、何円上乗せされているかをチェックすることは、留学費用の節約をするうえでとても大切なので忘れないようにしてください。
弊社では留学費用の面でも安心してご利用いただけるよう、カナダの教育機関からの請求書はそのままお渡しするため留学費用が100%明瞭です。また、お客様から留学先の教育機関へ直接費用をお支払いいただけるため、無駄な払い過ぎが発生せず、万が一、渡航前に弊社が倒産してもお子様の留学は守られる仕組みになっています。この安心お支払いシステムについてもっと詳しく知りたい方は是非、以下をご覧ください。
まとめ
- カナダの高校留学は教育委員会を賢く選ぶと費用を節約できる
- 高校1年留学のエージェントサポート費用は20~30万円台が相場
- 高校留学は専門知識が豊富で実績のある留学エージェントを選ぶ
- 複数の留学エージェントに相談しサポート費用やサポート内容をしっかり確認
同ページの作成者
森川篤史(FSS-Osaka代表)
アフリカ・南米での一人旅を経てオーストラリアに1年留学。カナダ生活3年。バンクーバーの工科大学BCIT卒業後、現地の語学学校勤務。2009年にFSSグループの日本支社FSS-Osakaを設立し現在に至る。
